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ウイングスーツ

ウイングスーツとは

ウイングスーツとは、手と足の間、足と足の間に布を張った、ジャンプスーツです。
その形や使用用途から、日本ではムササビスーツとも言われます。

スーツ自体にインテークやセルがついており、身体全体で一つの翼型として揚力を発生させ、滑空することが可能になっています。
当然上昇することはできませんが、降下率を非常に下げることができ、ハイパフォーマンスパラシュートと並んで飛行することも可能です。

ただ、ウイングスーツだけで着地することは未だ不可能で、着地にはパラシュートを使用しています。


ウイングスーツの開発

フランス人のパトリック・ド・ガヤルドンが、1990年代にナイロン製のウイングスーツを考案し、自身で飛行を行いました。
1997年には飛行機からジャンプし、その飛行機の中に戻ってくるという信じられないようなスタントジャンプを行ったりもしています。

1999年にはBIRDMAN社によってウイングスーツが市販され、そこからは世界中で使用されるトップセラージャンプスーツとなっています。

日本においては、ウイングスーツパイロットとして「伊藤慎一氏」がアジア人初のBIRDMAN社認定ウイングスーツインストラクターとして活動されており、
自身でも日本アパレルシステムサイエンス(JASS)等と協力し独自モデルのウィングスーツの開発などもされているようです。


ウイングスーツの飛行

ウィングスーツの使用には、500回以上の降下経験か、または200回以上の降下経験+インストラクターによる訓練が必要です。
通常のスカイダイビングとは、飛び出し方からパラシュートの開傘方法、緊急時の対応等も大きく異なり、トレーニングが必要となります。
ウイングスーツの専門スクールというのは今のところありませんが、スーツ自体は上記の伊藤慎一氏が代表を務める「リスクコントロール」にて通販も行われており、20~25万円程度で購入できます。
いつか私もやってみたいものです