水上着水訓練方法の一例
着水訓練
飛び込みプール等を使用して、ハーネスを釣りあげ、着水時の手順や着水姿勢を訓練する。着水手順
1 救命具を膨らませる
2 R.S.L.をはずす
3 チェストストラップを外す
4 レッグストラップも緩める
5 足は前後に開き、上半身は前傾姿勢、左腕は横に伸ばし、右手はカットアウェイハンドルを握る。
6 カットアウェイハンドルを引き、足で水をかき、左腕で水面をたたき、水に沈まないようにする。
7 ギアを脱ぐ
8 泳いでパラシュートから離れる。
着水姿勢
・ 足は前後に開く
・ 上半身は前傾姿勢
・ 左腕は横に伸ばし
・ 右手はカットアウェイハンドルを握る。
訓練時には着水時に頭が水面へつかないように飛び込む。
傘帯離脱訓練
通常のプール等を使用して、ハーネスにロープを引っかけてロープを引っ張ることで、「カットしないで着水し、パラシュートに引きずられる状況」を体験する。
引きずられたのち、カットする練習を行う。
傘体覆蓋訓練
通常のプール等を使用して、訓練者の上にパラシュートをかぶせ、「着水後にパラシュートが頭上へ落ちてきて頭にかぶった状況」を体験する。
パラシュートのラインが身体に絡まないように注意し、パラシュートから離れる訓練を行う。
また、キャノピーを歯で破る体験も行う。