降下者の条件
「スカイダイビング」は、リザーブもあるし、AADもあるし、優秀なインストラクターと共に飛ぶのであれば、体験スカイダイビングなど行う上ではとても安全なスポーツです。
がしかし、自身がジャンパーになる上では、求められる知識も技術もとても高度で、常に死と隣り合わせのとても危険なスポーツであることをよく理解しなければなりません。
スカイダイビングをやる上で大事なこと
「見ること」
スカイダイビングをやる上で大事なことは「見ること」です。
「人」「器具」「景色」「自分のすべての行動」を見て確認しなければなりません。
「発声」
スカイダイビングをやる上で、「声を出すこと」も大事です。
「声を出して」行動し、動作を身体に覚えこませなければなりません。
誰しも当然最初は、航空機から飛び出すことに緊張します。
緊張して身体が動かなくなることは、よくあることです。
とはいえ、スカイダイビングをする上では緊張したからなんて言ってる場合でもなく、頭が真っ白だろうがなんだろうが、適切にパラシュートを開き操縦して着地しなければどうしようもありません。
インストラクターの限界
スカイダイビングをするのは「あなた自身」です。危険を排除するのも「あなた自身」です。
インストラクターは「死なない方法」を教えるだけです。
一旦、航空機から飛び出すと、手助けできることはほとんど何もありません。
スカイダイビングは全て、「自らの責任」で行動しなければならないことをよく理解してください。
降下者の条件
1 16歳以上(未成年は親の同意書が必要)2 支障のある疾患のない者
3 降下前24時間内にスキューバダイビングを行っていないこと
4 飲酒をしていないこと
5 降下日前3日内に献血をしていないこと
落下傘降下に関係する日本法令
航空法 90条国土交通大臣の許可を受けたものでなければ、航空機から落下さんで降下してはならない。
航空法 150条
下記の各号の1に該当する者は5万円以下の罰金に処する。
第8号 第90条の規定に違反して航空機から落下傘で降下したもの
航空法施行規則 196条の3(落下傘降下の許可申請)
航空法第90条の許可を申請する者は、次に掲げる事項を記載した落下傘降下申請書を国土交通大臣に提出しなければならない。
1 氏名及び住所
2 航空機の型式並びに航空機の国籍及び登録記号
3 飛行計画の概要(飛行の目的、日時、径路及び高度を明記すること。)
4 落下傘で降下する目的、日時及び場所
5 操縦者の資格及び氏名
6 落下傘の型式その他当該落下傘について必要な事項
7 その他参考となる事項