認定証
「スカイダイビング」の資格は、通称はライセンスとも言われますが、正確には「認定証」であり、技量の程度を証明するものとなっています。
認定の種類は「A」「B」「C」「D」の4つとなっており、「A」が初級、「D」が上級の資格となります。
1 Aライセンス
Aライセンスの保持者は、1 監督なしでのジャンプ
2 自分のメインパラシュートのパッキング
3 基本のグループジャンプへの賛歌
4 ウォータージャンプ
ができます。
Aライセンスの取得には、
1 25回以上の降下経験
2 Aライセンスプロフィシェンシーカードの全ての条件の完了
3 少なくとも5回以上のRWの経験
が必要です。
Aライセンスを取得していない者をスチューデント。
Aライセンスを取得した者をスカイダイバーと言います。
2 Bライセンス
Bライセンスの保持者は、1 Aライセンス保持者のできるすべてのこと
2 ナイトジャンプ
3 100回以上の降下経験の後、コーチ資格の取得
ができます。
Bライセンスの取得には、
1 Aライセンスの保持
2 50回以上の降下経験
3 30分以上のフリーフォール時間
4 10回以上のRWの経験
5 10回以上のターゲット10m内へのランディング
6 18秒内における360°左旋回、右、後転を2回実施
7 水上着水訓練の受講
8 筆記試験への合格
が必要です。
Bライセンスを取得した者は初級~中級者となります。
3 Cライセンス
Cライセンスの保持者は、1 Bライセンス保持者のできるすべてのこと
2 タンデムを除くインストラクター資格の取得
3 デモジャンプ
4 タンデムインストラクター取得のためのトレーニング
5 タンデムインストラクタートレーニングのパッセンジャー役
ができます。
Cライセンスの取得には、
1 Bライセンスの保持
2 200回以上の降下経験
3 60分以上のフリーフォール時間
3 25回以上のターゲット2m内へのランディング
4 18秒内における後転、前転、360°左旋回、右、左横転、右横転を実施
5 8-way以上のRWで2ポイント以上の経験
6 筆記試験への合格
が必要です。
Cライセンスを取得した者は中~上級者となります。
なお、最近はGoProなどの非常に小さいアクションカメラもあるので形骸化してきてはいますが、カメラジャンプを行うにも200回以上の降下経験が通常必要とされていることが多いです。
4 Dライセンス
Dライセンスの保持者は、1 Cライセンス保持者のできるすべてのこと
2 全てのレイティングを取得すること
ができます。
Cライセンスの取得には、
1 Cライセンスの保持
2 500回以上の降下経験
3 3時間以上のフリーフォール時間
4 ナイトフライトトレーニングの講習受講
5 1回以上のソロナイトジャンプ
6 1回以上のグループナイトジャンプ
7 20秒以上のナイトジャンプにおけるフリーフォール時間
8 筆記試験への合格
が必要です。
Dライセンスを取得した者は紛れもなく上級者となります。
5 コーチライセンス
Bライセンスを取得し、100回以上の降下経験を積むことにより、受験資格が得られます。「コーチ」のレイティングは初級の指導資格です。
インストラクターの監督下に置いて初級者への指導を行うことができます。
6 インストラクター
タンデムインストラクターを除き、Cライセンス以上の資格を取得することにより、受験資格が得られます。「インストラクター」のレイティングは上級の指導資格です。
資格の種類としては
1 S.L インストラクター
2 AFF インストラクター
があります。
7 タンデムインストラクター
タンデムインストラクターの取得にはDライセンスが必要です。米国のタンデムレーティングシステムでは、各メーカーが独自のタンデムインストラクターレーティングを発行しています。
シグマおよびベクタータンデムシステムでジャンプするにはUPTレーティング、
ストロングタンデムリグでジャンプするにはストロングタンデムレーティング、
レーサーシステムでジャンプするにはJumpShackからのレーティングが必要です。
複数の評価が必要な場合は、1つのシステムで少なくとも25回ジャンプした後、別のタンデムシステムにクロストレーニングすることができます。
8 エグザミナー
Dライセンスを保持し、インストラクター資格を取得している者が、受験できます資格の種類としては
1 コーチイグザミナー
2 インストラクターイグザミナー
3 タンデムインストラクターイグザミナー
の3種類があります。
つまりは指導資格を付与するための試験官としての資格です。