航空機
スカイダイビングには様々な航空機が使用されています。日本では主に
セスナ208、セスナ207、セスナ206、セスナ172、その他ヘリコプター等が使用されることが多いです。
国際大会などでは軍の航空機も使用されることがあり、C130などで降下することもあるそうです。
1 航空機へ近づく注意点
1 プロペラ固定翼
機首にプロペラがある航空機が使用されることが多いです。
プロペラは非常に危険なため、近づく際は航空機の後方から近づきます。
プロペラが止まっているからと言っても、いつ動きだすかは分かりません。
常に危険と考えて、プロペラには近づかないようにすべきです。
2 ジェット固定翼
ジェットはその吸気も排気も危険なため、近づく際は航空機の横側から垂直に近づくべきです。
3 ヘリコプター
ヘリコプターのプロペラは主に前方が垂れています。
そして一般的にはヘリコプターの尾翼にはテールローターがついています。
回転するブレードは非常に危険なため、大前提としてブレードが回転している際には近づくべきではありませんが、もしも回転中に近づく際は、ヘリコプターの横から垂直に近づくべきです。
2 機上での注意点
航空機は、その重心位置により航空機の操縦性や安定性へ非常に影響を受けます。航空機の中ではむやみに動き回ることは避けるべきです。
セスナ172などの小型航空機ではジャンパーがコックピット近くまで座ります。
計器類やコントロール類には絶対に触らないようにします。
意図的に触らずとも、機内に自分の装具などを引っかけることの無いように細心の注意を払わなければなりません。
一歩間違えれば航空機の墜落や、機外への転落などに繋がります。
また、搭乗する際には砂や泥、草などを機内に持ち込まないように気を付けましょう。
3 機上での責任者
航空機内の最高責任者はパイロットです。常にコミュニケーションをとれるようにして、監督下に入らなければなりません。
しかし、降下者の最高責任者はジャンプマスターです。
降下者はジャンプマスターの指示を受けやすいよう、ジャンプマスターに注目しておきましょう。