戦闘妖精雪風

タイトル 戦闘妖精雪風
作者 神林長平
巻数 書籍3巻、OVA5巻
レーベル ハヤカワ文庫JA
あらすじ 人間不信をもつ特殊戦第5飛行戦隊のパイロット深井零が、愛機である最強の戦闘戦術偵察用「雪風」、そして雪風を擬人視した「彼女」と過ごし、突如南極に現れた「通路」から侵略してきた異星体ジャムと戦う物語。
感想 約30年も前に書かれたということを考えると、インターネットも一般的でない時代に「人工知能」の戦闘機と人間、未知の外来生命体など、斬新だったのではないかと思います。
人間の手を離れて自己学習から驚異的な進歩する機械を前に、人間の生きる意味や戦うことの意味・生命の価値などを考えさせられる作品になっていると思います。
「人間」と「機械」のアイデンティティの対比から、人間の存在意義を問うような文は、AIが一般的になってきた今だからこそ、より理解しやすい作品になっていると思います。

ちなみに私としては雪風はツンデレヒロインとして見ていました。
戦闘妖精雪風公式サイト

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