ステラエアサービス 曙光行路
詳細 | |
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タイトル | ステラエアサービス 曙光行路 |
著、挿絵 | 有馬有馬桓次郎、よしづき くみち |
巻数 | 1巻 |
レーベル | 電撃の新文芸 |
あらすじ | 亡き父に憧れ商業飛行士デビューした天羽家の次女“夏海”は、高校に通う傍ら、空の運び屋集団・甲斐賊の一員として悪戦苦闘の日々をスタートさせた。 受け継いだ赤備えの三式連絡機「ステラ」を駆り、夢への一歩を踏み出した彼女だったが、パイロットとして致命的な欠点を持っていて――。 南アルプスを仰ぐ県営空港を舞台に三姉妹が営む空の便利屋「ステラエアサービス」が繰り広げる、家族と絆の物語。 |
感想 |
史実とは異なって太平洋戦争の終結が1ヶ月遅れて終結し、航空機がより活用されている世界線の話です。 現代日本で小型機を主題とするライトノベルは非常に少ないため、とても貴重な本だと思います。 甲府盆地の日本学園の滑走路をモデルに、新米パイロットの女の子がお仕事を通じて成長する姿を描いた爽やかな小説で、現実でもこれだけ航空機が身近で、こんな女の子が飛行機を好きに飛ばせる世界なら良いのにと思ってしまいます。 航空機の描写が詳しく書かれていますが、著者は航空機の操縦経験もあるのでしょうか。 次巻も発売が決定しているようですので、非常に続きが気になる良い作品です。シリーズの続きが楽しみです。 |